<目次>
「”筋トレはハゲる”は間違い」という話をしましたが、「過度な筋トレは薄毛を進行する」ということもわかりました。
今回は、そのメカニズムと筋トレで薄毛が進行してしまった場合の対処方法(サプリメント)です。
まえがき
当方、医療資格者でも専門家でもありません。
あくまでも経験と集めた情報からの考察になります。
参考程度に読んでいただけると幸いです。
「筋トレ=ハゲる」は間違い
まず、勘違いしている人が多いこの考え方。
テレビや雑誌で見かけるマッチョに薄毛、もしくはスキンヘッドが多いことから「筋トレ=ハゲる」の印象を受けるのが原因でしょう。
実際のところ、髪がフサフサのマッチョも沢山いますので必ずしも筋トレが薄毛につながるわけではないです。
また、「薄毛の原因=男性ホルモン=筋トレ」という考え方も多いようです。
そもそもAGA(男性型脱毛症)の原因は男性ホルモンですが、それは「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンが原因です。
筋トレで増える男性ホルモンは「テストステロン」でジヒドロテストステロンは別物です。
ジヒドロテストステロンは、テストステロンの減少を補うために生まれるホルモンです。
ストレスなどでテストステロンが減少してしまい、それを補うために生まれたジヒドロテストステロンが抜け毛の原因になります。
具体的にはこういう仕組みです↓↓↓
つまり、テストステロンが増えればジヒドロテストステロンは生まれません。
なので「筋トレ=ハゲる」は間違いで、まったく逆の「筋トレ=薄毛の進行を止める」ものです。
テストステロンを増やす方法は筋トレ以外にもあるので、こちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓
筋トレで薄毛が進行?!
上記のことから、筋トレを始めてプロペシア服用を卒業することができました。
しかし、筋トレを始めて10ヵ月を過ぎたころから再び薄毛が進行し始めたんですね↓↓↓
原因は「過度な筋トレによる身体的ストレス」だと考えました。
この時点では、精神的ストレスと身体的ストレスが同じ影響をもたらすのかはわかっていません。
応急処置として、ノコギリヤシのサプリメントと育毛剤の使用を開始しました↓↓↓
それから2ヶ月が経過して前回の記事です↓↓↓
結果として、薄毛の進行は治まったものの「このままではいかんな」というところです。
これからさらに筋トレの強度を上げようと考えているので、これ以上の対策を考える必要があります。
筋トレで薄毛が進行する理由1
薄毛の原因は「ストレス」ですが、それが「身体的ストレス」も同様なのかが不明でした。
精神的ストレスは、鬱になったり落ち込んだり、老けたり、肌が不健康になったりします。
筋トレ(身体的ストレス)の場合、元気になり若返り、肌のハリも生き生きするんですね。
同じストレスでも表に出る症状が全く「逆」です。
「老ける=薄毛」というのもあり、身体的ストレスは薄毛につながらないのでは?と思っていました。
しかし、「老ける=身体の酸化=活性酸素」と考えると「極度の身体的ストレスは活性酸素を生む」というのとつながります。
精神的ストレスも活性酸素を生むので同類になるのかなと。
また、テストステロンが減少すると活性酸素が生まれます。
活性酸素が生まれたからといってテストステロンが減るとは考えにくいのですが、「活性酸素が生まれたからジヒドロテストステロンが生まれた=薄毛の進行」と考えることもできます。
筋トレで薄毛が進行する理由2
薄毛の原因に「栄養不足」があげられます。
筋トレを頑張るなら栄養管理にも気を使います。
僕の場合も、野菜や果物を積極的に摂るなど食事での栄養補給は(ぼちぼち)頑張っていました。
足りないのはわかっていたので、マルチビタミンは毎日欠かさず飲んでいました。
それでも薄毛が進行しました。
体内に活性酸素が生まれると、体内のビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの「抗酸化ビタミン」が使われます。
筋肉の合成にもビタミンは重要なので、もしかしたら「優先的に筋肉にビタミンが使われていた」可能性が考えられます。
筋肉は体内のこと、毛は体の外のことなので十分に考えられます。
「薄毛の原因は17型コラーゲンの減少」という発表がありました。
コラーゲンの合成には「ビタミンC」が不可欠とされています。
そのビタミンCが、筋肉の合成あるいは活性酸素の抑制に使われると考えれば納得ができますね。
ちなみに「ビタミンCは”塗布”で育毛効果がある」というニュースもありますが、信用するのはまだ待った方が良さそうです。
筋トレで薄毛が進行する理由3
薄毛の原因は「タンパク質不足」という話もしました。
僕も含め、薄毛に悩んでいる人は共通して1日当たりのタンパク質摂取量が大幅に少ないです。
そもそも髪の毛もタンパク質で出来ていますから、プロペシアやミノキシジルで頑張って元となるタンパク質が足りていなければ毛は育ちません。
そこでタンパク質のサプリメントである「プロテイン」を飲みます。
筋トレにおいてプロテインは必須なので、摂取目安の体重1kgに対してタンパク質1g以上は摂取します。
もちろん、僕もタンパク質をしっかり摂取していましたが薄毛が進行しました。
これもまたビタミンと同じで「筋肉>毛」という優先順位だと考えられます。
身体的ストレスはケア出来ないの?
精神的ストレスの場合、筋トレをすることでメンタルが改善されて解消されやすくなります。
その反面、身体的ストレスが日に日に増していくというジレンマですよね。
身体的ストレスはケア出来ないのか?
身体的ストレスに関しては「過度な運動はしない」「しっかり休む」でしょう。
筋トレを始めて、朝の目覚めがすこぶる良くなり平均睡眠時間が短くなりました。
カラダは元気なので十分休めていると思うのですが、よくわかりませんね。
筋トレ頻度は週に3回と変わっていませんが、1回60分→90分になりました。
過度な運動をしないと成長しないので困ったなと。
とは言っても「やりすぎ」というレベルではないので、これ以上内容は薄くは出来ないんですね。
それ以外で対策を考える必要があります。
今後の対策を考える
上記のことから、今できることは「栄養」になります。
筋トレによる過度な負荷で体内のビタミンが使われます。
なら「筋トレ直後にもマルチビタミンを飲めばいいのでは?」と考えました。
普段のマルチビタミン+筋トレ後のマルチビタミンですね。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、できればビタミンB群も含まれるマルチビタミンが理想的ですね。
そう考えると、以前紹介した「Alive!OnceDailyMen’s」が良いのではないでしょうか↓↓↓
男性向けに配合されたマルチビタミンなので丁度いいと思います。
内容的にこれ1本だけでも十分すぎると思うので、毎日のマルチビタミンをこれ1回だけにして「筋トレが終わる時間に合わせる」のがいいと思います。
例えば、筋トレが19時に終了するひとであれば筋トレしない日も19時に飲むようにする。
つまり「同じ感覚で毎日飲む」ということですね。
もしくは、朝のマルチビタミンをこれにして筋トレ後のマルチビタミンにシンプルなものを飲むのも良いかもしれませんね。
あるいは、ビタミンCのみを摂取してみるところから始めてみるのも良いかもしれません↓↓↓
ビタミンCは、日本サプリメントからではなく”第三類医薬品”の「シオノギ製薬 シナールEXチュアブル錠」がおすすめです↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「シナール チュアブル」を検索
参考:楽天市場で「シナール チュアブル」を検索
もしくは海外サプリメントを選びましょう。
それからこちら↓↓↓
「7-KETO」は、若返りホルモンといわれる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」のサプリメントです。
DHEAには様々なプラス効果があります↓↓↓
- 免疫力を高める
- 炎症を抑える
- 腫瘍を予防する
- インスリンの働きを助け糖尿病を予防する
- 筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす
- 動脈硬化を予防する
- 脂質異常症を予防する
- ストレスを緩和し意欲を向上させる
- アルツハイマー病を予防、改善する
- 不妊症を改善する
- 性的欲求を高める など
その他に、「カラダの酸化を防ぐ」効果もあります。
活性酸素に効果のあるサプリメントなので、筋トレ後に服用するのは有効と考えます。
これでしばらく様子をみたいと思います。
育毛剤とノコギリヤシも一旦ストップします。
また報告します。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。