<目次>
海外で流行中の「ダーマローラー」を使った育毛法の体験を開始して86日目の経過レポートです。
ダーマローラーの針の長さや使い方、育毛剤の選び方(ミノキシジル濃度)、頻度や程度など参考にしてみてください。
ダーマローラー育毛について
ダーマローラー育毛とは、美肌治療に使う「ダーマローラー」を頭皮に使って発毛を促す育毛法です。
ダーマローラーによる育毛法は2015年くらいから研究が始まっており、すでに「発毛に効果的」というエビデンスが出ています。
ただ、日本ではまだ症例が少ないのが現状です。
YouTube等でも日本人経験者のレポートはヒットしますが、内容も結果もバラバラなので正解がよくわかりません。
僕なりに調べてみた内容が以下になります↓↓↓
- 針の長さは1.5~2.5mm必要
- 0.5mmでも強く押さえれば期待できる
- ミノキシジル濃度は5%で十分結果が出る
- 頻度は毎日ではなく「傷が治ってから」が理想
それらを踏まえて本日までに、体験を合わせてわかったことや思ったことをまとめます。
ダーマローラー1.5mmは拷問
まず、ダーマローラーの針を0.5mmから1.5mmに変更しました。
ヒトの皮膚は「表皮」の厚さが1.5mmくらいあるらしく、毛根はその下の「真皮層」にあるので0.5mmだと届かないという話です。
ただ、1.5mmのダーマローラーだと医者の処方が必要になります。
Qoo10でも購入できますが完全自己責任になります↓↓↓
WWW.QOO10.JP
そして、針が1.5mmになるとそれだけ奥に刺さるわけですから(閲覧注意)↓↓↓
毎回、血だらけになるわけですね。
そうなると、今ある毛穴を傷つける可能性が高くなるので「M字部分のみ」の使用に変えました。
逆を言えば、0.5mmだと毛根に届かないのでM字以外の刺激には良いのかもしれません。
ただ、見てわかるように1.5mmは苦痛で拷問なのでその後に0.5mmをつかう元気はありません。
通常、1.5mm以上の場合はあらかじめ「麻酔ジェル」などを塗ってから行います↓↓↓
参考:ラクサールクリーム(RacserCream)5%
参考:ベストケンコーのエムラクリームジェネリック30g
僕の場合、ジェルが毛穴に残るのが気になるので「無麻酔」で行っています。
始めはツラかったのですが、コツをつかめばこなせるようになりました。
ダーマローラー1.5mmを無麻酔で行うコツ
この方法は自己流で「非推奨」です。
まず、ダーマローラーはおでこに対して垂直に持ちます。
なぞるラインの下の位置に構え、グッと押し込みながら「素早く」上に移動させます。
一回ずつ休憩を挟むとツラいだけなので、一気にM字部分全体を下から上になぞります。
少し待つと血が浮き出てくる(上の写真)ので、足りない部分をなぞり全体的に出血させます。
出血を素早く拭き取り、再出血する前に育毛剤を吹きかけマッサージします。
使用前のローラーの消毒とおでこの消毒、揉み込む手の消毒は忘れないようにしましょう。
育毛剤の選び方
育毛剤はかならず「ミノキシジル」が入ったものを使います。
エビデンスでは「濃度5%」でも結果が出たそうです。
今回僕は世界一の育毛剤「FOLLICS(フォリックス)」の「15%」を使用しました↓↓↓
合わせて読みたい
最高濃度は16%ですが、16%はリキッドではなくクリームなので15%にしました。
間もなく2本目を使いきるので、1本あたり45日分ということでしょう。
何度も言っていることですが、ミノキシジルは「濃いければいい」というわけではありません。
今回は実験的に15%を使っていますが推奨と言うわけではありません。
ミノキシジル濃度5%であれば日本の商品にもあります↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「第一類医薬品 育毛剤」を検索
参考:楽天市場で「第一類医薬品 育毛剤」を検索
ただ、同じ5%でも内容と価格が全く異なるので僕なら海外製にします。(自己責任)
日本の育毛剤の「闇」は凄いです。
頻度と組み合わせについて
ダーマローラーの頻度は「傷が治ってから」です。
おでこをマッサージして痛みが無ければ完治ということでしょう。
僕の場合は3日に1度くらいの頻度で行いました。
タイミングは、朝ではなく夜の「お風呂上がり」ですね。
できるだけ清潔な状態の時に行います。
育毛剤の頻度は朝夜です。
前半はM字と薄い部分にフォリックスのみでしたが、後半は「M字はフォリックスのみ、薄い部分は頭皮用ローションの後にフォリックス」という使い方に変えました。
頭皮用ローションはまだ見極め中なのでどれがオススメというのはありません。
ただ、「保湿してくれて、エタノールが弱く、安いもの」がいいと思います。
良いものを見つけたらお知らせしますね。
前回の記事にも書きましたが↓↓↓
薄毛の原因は「お風呂上がりの頭皮の放置」にあると思います。
フォリックスだけだと水分が足りないので、あらかじめ頭皮用ローションで頭皮を落ち着かせてから塗ります。
お肌で言うところの「化粧水→美容液」の工程ですね。
つまり「頭皮用ローション→フォリックス」ということです。
このやり方だと、先ほど言った「濃いければいいわけではない」も解消できます。
体験86日目の様子(写真あり)
さて、いかがでしょう。
前回の「1ヶ月目」の時はイマイチでしたが↓↓↓
今回は変化がわかると思います↓↓↓
M字部分はまだ埋まりそうにはありませんが、生え際は復活しているんじゃないでしょうか。
短い毛が生えているのがわかると思います↓↓↓
こちらで比較するとわかりやすいかもしれません↓↓↓
写真下部のほくろとシミの位置が大体同じです。
そこを基準に反り込み部分を見てみてください。
「効果あり」という結果かなと。
もっと拡大すると、細かい毛が生えてるのが確認できます↓↓↓
もっと頑張ればM字も埋まってくれそうな感じはしますね。
これは継続してみる価値はありそうです。
マイクロスコープで見てみよう!
さらに詳しくマイクロスコープで確認してみます。
①M字の無毛地帯
②M字生え際
③センター薄い部分
まずは「M字の無毛地帯」から↓↓↓
この部分は、元々こういうちっちゃい毛がある部分なので目もがてら覚えておきます。
これが太く長くなれば理想的ですね。
次に「M字生え際」↓↓↓
注目すべきは「細く短い毛」です。
短い毛は「最近生えたもの」だと思います。
生まれたてなので毛根も小さく毛が細いのだと思います。
これが周りの毛と同じ太さになれば理想的ですね。
最後に「センター部分」です↓↓↓
ここにも細くて短い毛が生えていました。
これは期待大なんじゃないかなと。
良い経過だと思います。
変化があった理由
今回、ダーマローラー育毛を始めたのは「最近の急激な薄毛の進行」がキッカケです。
その原因は「抗ヒスタミン薬の長期利用による脱毛症」だと推測されます。
コロナ渦での外出自粛に伴う免疫力低下で「鼻炎」が治らず抗ヒスタミン入りの点鼻薬を長期利用していました。
それに合わせて、再発してしまった「不眠症」の対策として飲んでいた睡眠導入剤も抗ヒスタミン薬だったんですね。
ダブルで長期利用だったため薄毛が悪化したのだと思います。
睡眠導入剤はサプリメントに変更し、点鼻薬は「血管収縮系」に変更しました↓↓↓
その効果もあっての今回の結果だと思います。
鼻炎は相変わらずなので、それはそれで対策を試し中です。
血管収縮系もまた発毛に悪いような気がするので早く治したいですね。
とりあえず「抜ける原因」はほぼ解決なので、次は「生やす方法」です。
今の調子だと時間がかかり過ぎるので次の手を考えてみます。
次の展開を考える
とりあえず脱毛は止まり毛が生えだしてひと安心です。
次ですが、ひとまず育毛剤のミノキシジル濃度を落とそうかと思います。
経験上、濃度の高いミノキシジルは長期で使うと薄毛の原因になる気がします。
インターバル的に一旦濃度を落とそうと思います。
5%まで落とすか、10%くらいを頭皮用ローションで薄めてみるとか。
色々考えてみたのですが、ミノキシジルではなく「Redensyl®(リデンシル)」に切り替えてみようかなと↓↓↓
上記の記事に書いているように、Redensyl®(リデンシル)でも良い結果が出たんですね。
この1ヶ月とリデンシル1ヶ月の違いも見てみたいので切り替えてみようかなと思いました。
ダーマローラーは1.5mmで継続です。
あとは、サプリメントやら補助系も考えてみたいと思います。
また報告します。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。