<目次>
AGA(男性型脱毛症)治療も安くないので、その「原因」と「仕組み」、「対策」をちゃんと理解して治療にかかる費用を節約する方法です。
薄毛は放置が長いほど取り返しがつかなくなるので「完治への近道」になれば幸いです。
結論から言うと…
AGA治療10年目にしてプロぺシアとミノキシジルの服用を辞め1ヶ月半が経過しました。
今のところ、抜け毛は増えず「順調」というところです。
抜け毛が増えないというより、「薬を飲まなくても毛が増えている、育ってる」という実感です。
何をしてるかと言うと…「筋トレ」です。
筋トレと「プロテイン」をたくさん飲んでます。
この9年間、AGA治療(薄毛治療)の為に色々なことをしてきました。
色々試していく中、症状が改善されるものや効果の無いもの様々でした。
しかし、色々試していても「薬を飲まなくていい」という状態にならなかったんですね。
つまり、「治療を頑張っても完治(治療終了)はしなかった」ということ。
考えてみれば、この9年間「症状を抑える」ことばかり頑張っていました。
そうじゃないんですよね。
AGA治療のゴールは「薬を飲まなくても抜け毛が増えない」ということ。
なので、抜け毛をどうにかすることよりも「健康的な発毛サイクルに戻す」ことがゴールです。
そこで見落としていたのが「毛」そのもの。
人間の毛も「タンパク質」で出来ています。
タンパク質が足りていなければ、毛も育たないし毛根も育ちません。
つまり「細く、抜けやすくなる」ということ。
そもそも「AGAがどうの」とか「ストレスがどうの」とか言う以前に「タンパク質は足りているのか?」ということです。
恥ずかしながら、この9年間まったくそのことに気づいていませんでした。
筋トレを始めてプロテインをしっかり飲み始めて、自分のタンパク質摂取量が「全然足りていない」ということに気づいたんですね。
タンパク質の平均摂取量は、体重1kgに対してタンパク質1gです。
体重60kgの場合、1日60gのタンパク質を摂取する必要があります。
コンビニで売ってるササミスティック5本を「毎日」です。
タンパク質は足りていますか?
僕は全然足りていませんでした。
計算してみると、平均摂取量の1/40くらいでした。
それは薄毛になるなと。
毛の元となるタンパク質が全然足りていないのに、毛が「正常に」生まれるわけがないですよね。
薄毛原因の結論は「タンパク質不足」です。
そう言われても、男性の場合は納得しない人がほとんどでしょう。
納得できないなら病院へ、AGAの検査・治療を受けると良いと思います。
それが「遠回り」だということを説明したいと思います。
一般的なAGA治療までの流れ
- 抜け毛の量が増え、シャンプーのたびに不安が増える
- インターネットで原因を調べてみる
- 「AGA(男性型脱毛症)」を知る
- AGAの原因は「男性ホルモン」「ストレス」「遺伝」ということを知る
- 病院に行く
- プロペシア(ザガーロ)を処方される
- 毎月1万円以上の病院代を払い続ける
- 症状が改善される
- 薬の効果が薄くなってくる(抜け毛が徐々に増える)
- 「5」に戻る→永遠
これが一般的なAGA治療までの流れです。
この中で「勘違いしてる人が多いこと」を説明したいと思います。
薄毛の原因はAGAだけじゃない
以前の記事にも書きましたが、男性の薄毛の原因はAGAだけではありません。
他に「脂漏性(頭皮の脂)」「粃糠性(フケ)」「びまん性(女性ホルモンの減少)」「円形」などがあります。
原因がAGAではないのに、AGA治療を頑張っても治療費の無駄遣いになってしまいます。
男性ホルモンが全て「悪」ではない
AGAの原因は「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンです。
筋トレで増える男性ホルモンは「テストステロン」です。
テストステロンは、抜け毛の原因ではないどころか「抜け毛を改善してくれるホルモン」です。
詳しくは前回の記事を参照ください↓↓↓
ストレスは早急に改善しよう
薄毛の原因「ジヒドロテストステロン」が生まれる原因もストレスです。
睡眠も薄毛に大きく影響し、睡眠の質を下げるもストレスです。
ストレスを解消するための睡眠ですが、その睡眠を妨げるのがストレスなのでかなり厄介です。
ストレスの原因を突き止め、早急の改善が必要です。
「仕事」が原因なら「転職」。
「性格」が原因なら「性格改善」=「コミュニケーション能力の向上」+「男磨き」+「人間磨き」=「モテる男になる」。
つまり「筋トレ」ですね。
思い切って引っ越したり、環境を大きく変えるのも有効だと考えます。
「薄毛は遺伝」で済ませないで
薄毛の原因に「遺伝」を上げるお医者さんは多いです。
毛根細胞や還元酵素の量なとが遺伝するので薄毛になりやすいのは確かなのですが、それだけを強く言うことに対しては否定したいと思います。
まず、「遺伝」と聞くと諦めてしまう人が増えるので簡単に言ってほしくないです。
以前の記事にも書きましたが、僕は薄毛の遺伝は「性格(メンタル)」の継承だと考えます。
「薄毛になりやすい体質」よりも、親や周りの影響で「ストレスを抱えやすい性格」になったのだと考えます。
詳しくはこちらの記事を参照ください↓↓↓
もしくは、「子供の頃から日常的にタンパク質が足りない食事メニューだった(それが普通だと思っている)」ことも考えられます。
国民的に身体が大きいアメリカ人は、普段の食事のタンパク質の量が多いです。
日本人が小柄なのも、日本人に薄毛が多いのも普段のタンパク質摂取量が少ないからだと考えます。
毎月1万円の治療費がストレスになる
AGAの治療費は、平均して月1万円(薬1種類の場合)です。
単純に年間12万円です。
薄毛治療の出費がストレスになっては意味が無いです。
治療費を節約する方法はこちらの記事を参照してください↓↓↓
病院で処方される薬も、個人輸入(自己責任)で購入する薬も同じです。
プロペシアは「脱毛抑制」の薬
そして、知っていて欲しいのが「プロペシアやザガーロはAGAを治す薬ではない」ということです。
「治す」のではなく「脱毛を抑制する」、つまり「症状を一時的に抑える薬」だということです。
つまり、「脱毛原因の”根本”が改善されない限り”飲むのを辞めれば再発する”」ということです。
脱毛が抑制され抜け毛が減ります。
抜け毛が減れば不安は収まり、ストレスが軽減されるのも確かです。
それでAGAが治ることもありますので「治療と言えば治療」なんですね。
しかし、「根本」が改善されていなければ再発する可能性が大きいままです。
ここでもう一度聞きます…「タンパク質は足りてますか?」。
タンパク質が足りていなければ、抜け毛が再発しAGA治療が再開されます。
つまり、薄毛の改善のカギは…
「タンパク質=プロテイン」です。
そして、「筋トレ」もまたストレス軽減になり、性格も改善されます。
ネガティブな性格も変わっていくので、薄毛改善に効果が非常に高いです。
筋トレ、プロテインにもお金はかかりますが、それは良いお金の循環だと思います。
永遠に病院代を払い続けることを考えれば、筋トレや自分磨きにお金をかけてみるのはいかがでしょうか。
それでも不安であれば、病院と並行して筋トレを始めましょう。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。