<目次>
AGA(男性型脱毛症)対策の代表といえば「ミノキシジル(外用・内服)」ですが、その効果を最大限に発揮させる10の方法「Dクリニックメソッド」は知っておいて損はないと思います。
ミノキシジルとプロペシア
まずは、AGA対策で「必ず」知っておくべきことから。
AGAクリニックなどで治療のために処方される薬が「プロペシア」や「ザガーロ」と「ミノキシジルタブレット」です。
「プロペシア」や「ザガーロ」は、AGAの原因である「5αリダクターゼ」の働きを阻害する「脱毛抑制」の医薬品です。
なので、「AGAを治す」のではなく「脱毛を抑制する」ための薬ということを理解します。
つまり、飲むのをやめればまた抜け始めます。
並行して、根本治療・改善が必要になります。(病院はここまでサポートしない)
ミノキシジルタブレットの主成分は「ミノキシジル」で、血管拡張作用による「多毛症」という「副作用」で頭髪を含めた「全身の毛を濃くする」医薬品です。
こちらもAGAを治す薬ではありません。
いずれも「内服」と「外用」ますが、内服と外用の効果は10倍以上の差があるとされています。
また、内服では副作用も大きくなりますので注意が必要です。
日本皮膚科学会の「男性型・女性型脱毛症ガイドライン( 2017年版)」では、ミノキシジルの内服はでは「行うべきではない」とされています↓↓↓
参考:日本皮膚科学会の男性型・女性型脱毛症ガイドライン
プロペシア等は「強く勧める」となっていますが、「AGA治療薬ではない」ことと「メンタルを壊す恐れがある」ことから個人的にはオススメしません↓↓↓
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プロペシア系の外用は体験済みですが、実感はイマイチでした↓↓↓
となると、選ぶべきは「ミノキシジル外用」のみになるかなと。
それでもやはり「内服>外用」なので、それなら効果を最大限に発揮したいなと。
Dクリニックさんについて
Dクリニックさんは、全国に11医院展開するクリニックグループです。
AGA・薄毛治療がメインですが、脱毛や美容メニューも行なっています。
Dクリニックと言えば、「スカルプD」で有名なアンファー株式会社の系列ですね。
スカルプDは、「第一類医薬品」の育毛剤です↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「第一類医薬品 育毛剤」を検索
参考:楽天市場で「第一類医薬品 育毛剤」を検索
第一類医薬品以外の育毛剤は「ヘアトニック(化粧品)」なので毛は生えません。
Dクリニックさんでは美髪サロンも4店舗展開されています↓↓↓
参考:ヘアメディカルサロン
幅広く展開されていることもあって、多くの実績と情報が強みです。
Dクリニックメソッドとは?
Dクリニックメソッドとは、医師であり東京女子医科大学名誉教授、東京薬科大学客員今日でもあり、Dクリニックグループ代表の「川島眞(かわしままこと)」氏の発毛のためのメソッドです。
研究論文や学会発表された信頼のおけるエビデンスに基づく「ミノキシジルの効果を高める方法」を中心に、「発毛効果を上げる補助的アプローチ」と「AGA予防のためのライフケア」も併せたメソッドです。
公式ページでは、ミノキシジルを効果的に使うための1日の過ごし方が質問と回答、エビデンスとともに紹介されています↓↓↓
参考:Dクリニックメソッド
詳細は上記サイトをチェックしてもらうとして、ざっくりとミノキシジル効果を高める10の方法を紹介。
ミノキシジル効果の高め方10つ
- ミノキシジル(外用)は空腹時に塗る
- 積極的な運動
- 塩分・高血圧に注意
- シスチンを含んだタンパク質摂取
- カフェイン摂取
- ノコギリヤシサプリを摂る
- お酒・煙草は控える
- 育毛シャンプーと併用
- ドライヤー前にミノキシジル(外用)
- 塗布後のマッサージ
・・・これらについて、僕の個人的な見解も含めて考えていきたいと思います。
ミノキシジル(外用)は空腹時に塗る
ラットとマウス実験では自由に餌を食べれる状態より絶食時の方が「硫酸転移酵素遺伝子の発現」がグンと高まったようです。
あくまでも「マウス実験」で「絶食時」ですね。
大抵の場合、このパターンではヒトでの実験結果は公表されません。
まぁ「ヒトでも無くはないかも」ということで、朝晩のミノキシジル塗布は「起床時」と「夕食前」が良さそうです。
ただ、「葛根エキスとゲンチアナエキスが硫酸転移酵素遺伝子の発現を高める」という記事を見つけました↓↓↓
参考:葛根エキス、ゲンチアナエキスが硫酸転移酵素遺伝子の発現を増強させることを発見
つまり、ミノキシジル入りの育毛剤なら葛根エキスとゲンチアナエキス入りを選んだ方が良いということでしょう。
積極的な運動
筋トレなどの激しい運動は薄毛になる印象がありますが、実際のところは「影響なし」というエビデンスが出ています。
ただ、高重量の筋トレになると「身体的ストレス」が体内に「活性酸素」を生み抜け毛の原因になります。
激しい運動をする際は、抗酸化系のサプリメントと併せると良いと思いま↓↓↓
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塩分・高血圧に注意
薄毛の人に高血圧の人が多いということ。
そして、糖尿病の人にも薄毛が多いということ。
そして高血圧と糖尿病がセットということ。
まずは生活習慣の改善から取り組んだほうがよさそうですね。
ちなみに、高血圧・糖尿病になるとインスリンが効きにくくなるので「髪が作られにくくなる」という悪循環が生まれます。
インスリンは糖分に反応して分泌ますが、糖尿病の場合は「IGF-1」サプリも有効かもしれません↓↓↓
シスチンを含んだタンパク質摂取
各アミノ酸の毛母細胞増殖性への影響の実験から、①シスチン ②アルギニン ③トレオニンにおいて強い結果があったと。
特にシスチンがズバ抜けて大きい反応があったと。
シスチンは「システイン」のが2個結合したもので、肉類に多く含まれます。
システインは非必須アミノ酸ですが、「ホエイプロテイン」に多く含まれているので別でサプリメントを摂る必要はなさそうです↓↓↓
プロテインはメンタルにも良いので、タンパク質が足りていない人はとりあえずプロテインを飲みましょう↓↓↓
カフェイン・カテキン摂取
お茶やコーヒーに含まれるカフェインやカテキンには、毛髪を成長させるというエビデンスがあります。
ノコギリヤシサプリを摂る
ノコギリヤシ320mgとフィナステリド1mgが近い効果があったというエビデンス。
ノコギリヤシサプリはサプリメントなので、医薬品と違い副作用のリスクが低いのでできればサプリを選びたい。
薄毛で「残尿感」のある人はぜひ試してほしい。
ノコギリヤシサプリメントは、海外サプリメントだと550mgくらいが目安↓↓↓
お酒・煙草は控える
お酒と煙草の併用が重症化リスクが高まる。
たまのお酒は(気持ち的に)いいかもしれないけど、多用すると身体を壊すし心も病む。
喫煙は論外。
育毛シャンプーと併用
「カッコンエキス」と「ゲンチアエキス」入りのシャンプーを選ぶと良さそう。
個人的には、シャンプーは「ハリコシ」のみだと考えているので、整髪料がしっかり落ちて頭皮が乾燥しないものであれば良いかなと↓↓↓
ドライヤー前にミノキシジル(外用)
しかし、塗布後にドライヤーも勿体無いので「1分で乾かす」が良いと考えます。
ドライヤーは出力(風量)で選び、頭皮に熱風を当てないように素早く乾かし、忘れず冷風をかけます。
その後は、ミノキシジル育毛剤の前に保湿系の頭皮用ローションを薄くかけると良いかもしれませんね。
最近は、それ用の育毛剤を探しています。
塗布後のマッサージ
成分を押し込む意味でも、血行促進の意味でも、頭皮への刺激の意味でも有効。
Dクリニックメソッドの良いところ
上記を見てわかるように「プロペシア、ミノキシジルの内服を勧めていない」んですね。
上記を守っていてればミノキシジルは外用だけで大丈夫そうです。
プラスで、アミノ酸とノコギリヤシサプリメントという内容なっています。
運動と生活改善など、誰でも取り組めそうな内容なのも素晴らしいと思います。
しかも、全てにおいてエビデンスがあるという点ですね。
それでも現状が不安であればDクリニックさんに相談するといいともいます。
WEBから申し込みもできます↓↓↓
参考:男性用フォーム(無料カウンセリング)
参考:女性用フォーム(無料カウンセリング)
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。