<目次>
―育毛研究14年目の僕が伝えたいこと―
僕は、2010年からAGA治療に向き合い、その1年後から独自でも研究を始めて今年で育毛研究14年目になります。
プロペシア(フィナステリド)やミノキシジルといった医薬品から始まり、数え切れないほどのサプリや外用アイテムを試してきました。今では「できるだけ薬だけに頼らない」育毛ケアができていますが、ここに至るまでには長い試行錯誤がありました。
今回レビューする「NOW Foods ノコギリヤシ&ピグム」は、そんな長年の経験の中でも「プロペシア以外の選択肢を探る人」に向いていると感じたサプリメント。その理由や成分の違い、僕自身の体験を、専門性を高めつつ丁寧にまとめていきます。
脱毛に悩むすべての人が、プロペシアという”医薬品ファースト”の考えから一歩抜け出すためのヒントになればと思います。
※案件ではありません。(自腹)
動画で観る(準備中)
※こちらのセクションでは、NOW Foodsの成分紹介やサプリ比較、使ってみた感想などを動画で解説予定です。
「AGA対策=プロペシア」だけではないという考え方
僕も最初の頃は知識もなく、日本製のサプリから手を出していました。でも、日本のサプリメントでは抜け毛はまったく止まらず、症状は進行する一方↓↓↓
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そこで、海外製サプリの存在を知り、ノコギリヤシ(ソーパルメット)を中心としたアイテムを1つ1つ試していくように↓↓↓
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含有量、成分の組み合わせ、添加物の有無、カプセルのタイプなど、細部まで検証を繰り返しました↓↓↓
海外サプリを続ける中で、次第に抜け毛が安定し、明らかに髪の状態が改善。そこで思い切ってプロペシアを半分(0.5mg)に減量してみたところ、問題なし。その後、完全にプロペシアを中止しても脱毛は止まったまま。
このプロセスの間で分かったのは、脱毛を抑制するのはプロペシアだけではないということと、プロペシアはあくまで「症状の進行を抑える」薬であって、根本原因にアプローチしているわけではないということ。抜け毛の根底には栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、血流障害など「体の中からくる問題」があるということ。
だからこそ、食事+サプリメントで体の内側を整えることこそが、本質的な育毛対策なのだと思います。
サプリ選びにおける3つの戦略
①ノコギリヤシから試してみる
育毛サプリの最初の一歩として僕がすすめるのは、やはりノコギリヤシ(ソーパルメット)です。これはヤシ科の植物の果実から抽出された自然成分で、医薬品ではなくサプリメントとして世界中で使われています↓↓↓
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最大の特長は、5αリダクターゼという酵素の働きを抑え、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成をブロックすること。
これはAGAの進行に深く関わるメカニズムで、作用の方向性としてはプロペシア(フィナステリド)とよく似ています。ただし、プロペシアが医薬品として明確な強さを持つのに対して、ノコギリヤシは自然素材のため副作用リスクが極めて低いというメリットがあります。現在のところ、重篤な副作用の報告はなく、比較的安心して使用できる育毛成分です。
さらに、ノコギリヤシには抗酸化作用や抗炎症作用も確認されており、プロペシアには無い頭皮の慢性的な炎症を和らげたり、環境を整える効果も見込まれます。
使用量としては、まず160mg程度の少量タイプから始めてみるのが定番で、効果が感じにくい場合は300〜500mgクラスに切り替えるという段階的なアプローチが推奨されます。僕自身は、500mg以上でようやく安定感を実感しました。
💡要するに───
⇒ノコギリヤシはプロペシアに近い作用を持ちながら副作用が少ない、育毛サプリのスタート地点として最適な成分です。
②ノコギリヤシ+αの複合処方を試す
ノコギリヤシ単体で効果が弱いと感じたり、もっと多角的に対策したい場合には、他の有効成分と組み合わせたサプリメントを試すのも有効です。
DHTの生成・受容・排出といったプロセスは1つの物質だけで抑えきれるものではなく、複数の成分で異なる角度から働きかけることで、より高い効果が期待できます。
たとえば、ピグム(アフリカン・プラム樹皮エキス)は前立腺の健康をサポートする成分として知られており、ノコギリヤシと同様に5αリダクターゼの抑制が期待されます。また、抗炎症作用に優れ、頭皮の慢性炎症や皮脂過多の改善にも役立ちます↓↓↓
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続いて、かぼちゃ種子エキス(パンプキンシードオイル)。こちらはフィトステロールやリグナンなどの植物性化合物が豊富で、ホルモンバランスの調整や血流改善を通じて育毛環境を整えます↓↓↓
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さらに、ベータシトステロールという成分も要注目。これは植物性ステロールの一種で、ノコギリヤシに含まれる有効成分の1つでもあり、単体でのDHT抑制効果も報告されています↓↓↓
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このように、ノコギリヤシをベースにしながら他の成分を加えることで、より立体的な育毛アプローチが可能になります。
💡要するに───
⇒ノコギリヤシ+ピグム+かぼちゃ種子などの組み合わせは、DHT抑制の幅を広げ、頭皮環境の改善までカバーできる「多角的な攻め方」です。
③髪の材料になる栄養素を見直す
意外と見落とされがちなのが、「髪を作るための材料が足りているか?」という視点です。
どれだけDHTを抑えても、髪そのものを合成するための栄養素が不足していれば、生えない・育たない・維持できないという事態に陥ります。
髪はケラチンというタンパク質で構成されており、これを作るにはアミノ酸(L-リジンなど)をはじめ、亜鉛、鉄、ビタミンB群(特にビオチン)、ビタミンDなどが必須です。これらは単なる「美容成分」ではなく、髪の生合成に必要不可欠な構造的素材↓↓↓
たとえば亜鉛が不足すると、毛母細胞の分裂がうまくいかなくなり、育毛サイクル自体が狂います。ビオチンが欠けると、角化異常や脱毛が起こる可能性もあります。つまり、医薬品やDHT抑制成分だけに頼るのではなく、髪の材料となる栄養の土台を整えることも、育毛には欠かせないのです。
💡要するに───
⇒髪はプロペシアやミノキシジルから作られるのではなく、タンパク質と栄養素からできている。素材を補うことこそ、育毛の土台です。
この3つを組み合わせて、自分にとってのベストバランスを見つけていくのが、育毛サプリ選びの基本です。
NOW Foods Pygeum & Saw Palmettoの効果と特徴
今回レビューする「NOW Foods Pygeum & Saw Palmetto(ナウフーズ ピグム&ノコギリヤシ)」は…
- ノコギリヤシエキス 160mg
- ピグム(アフリカン・プラム樹皮エキス)50mg
- かぼちゃ種子オイル 1.5g(1,500mg)
という3つの注目成分を1粒に凝縮したソフトジェルサプリです。
✅ 各成分のアプローチ
ノコギリヤシ(ソーパルメット)
5αリダクターゼの働きを抑制し、DHT(ジヒドロテストステロン)生成を防ぐ。プロペシアに近いメカニズムを持ちつつ、副作用リスクは低い。
ピグム(アフリカン・プラム樹皮)
抗炎症・前立腺肥大予防で知られ、頭皮の慢性炎症を抑えることで抜け毛の原因にアプローチ。ノコギリヤシとの併用で効果アップの報告も。
かぼちゃ種子オイル
フィトステロールやリグナンによってホルモンバランスを穏やかに調整。同時に血流や栄養状態の改善にも期待。
このように、それぞれが異なる方向から脱毛を抑え、組み合わせることで相乗的な効果を発揮します。
✅ 製品情報
- ソフトジェル
- 60粒/120粒タイプ
- 1本1,926円/3,663円
- ¥64/1回(食)分/¥61/1回(食)分
実際に使ってみた感想とコスト比較
今回試したのは、NOW Foods(ナウフーズ)さんの「ピグム&ノコギリヤシ」サプリ。内容は1日2粒で、約1ヶ月分(1本)を飲み切りました。
普段、僕が日常的に使っているのはSwanson(スワンソン)さんのノコギリヤシ540mgで、こちらは1日あたりわずか8円程度。これでも僕の場合は抜け毛をしっかり抑えられており、「これで十分」と感じている成分量です。
一方で、今回のNOW Foods(ナウフーズ)さんのサプリはノコギリヤシ160mgに加え、ピグムやかぼちゃ種子エキスも配合された複合タイプ。成分量は控えめながら、明らかに「止まる感覚」がありました。僕のように、ある程度ベースが安定している人にとっては、この内容量でもしっかり効果を感じられるケースもあると思います。
ただし、問題はコストです。
このサプリの場合、1日あたり約61〜64円となり、Swanson(スワンソン)と比べておよそ8倍。体感が似ているのであれば、コスパ面を考えてSwanson(スワンソン)に戻るのが現実的だと思い、今回は継続使用はしない判断をしました。
とはいえ、複数成分を一度に試したい人や、ノコギリヤシ単体だと不安な人の最初の1本としては非常に良い選択肢だと思います。単体では得られない相乗効果のヒントも見えてきますし、何より「体感できるライン」を探るには向いています。
NOW Foodsのソーパルメット系を試すのも良い
また、ナウフーズさんのノコギリヤシ系サプリは、成分構成や配合量が異なる複数のバリエーションがあります。以下のようなラインナップがあるので、目的や予算に応じて使い分けていくのが良いと思います↓↓↓
- ノコギリヤシエキス 320mg(かぼちゃ種子油80mg入り)
- ソーパルメットベリー 550mg(ノコギリヤシ単体)
- ノコギリヤシエキス 160mg(パンプキンシードオイル+亜鉛入り)
- ノコギリヤシエキス 160mg(単体)
- ピグム&ノコギリヤシ(今回の製品:かぼちゃ種子オイル、ピグム配合)
「どれが正解か」は人それぞれなので、体感と価格のバランスを見ながら、順番に試してみるのがベストです。
メーカー選びで困った時のヒント
iHerbを利用しているなら、「ソーパルメット」で検索して、売上ランキングの上位製品から順番に試すのも一つの方法です。比較がしやすく、レビューも参考になります。
また、メーカー選びで迷った場合は、僕のおすすめはこの順番です:
- Swanson(スワンソン):コスパ最強、単体成分で効きやすい。
- NOW Foods(ナウフーズ):品質が安定しており、複合処方も豊富。
- Life Extension(ライフエクステンション):価格は高めだが、医療寄りのフォーミュラ設計。
この3つは品質・価格・成分設計のバランスが良く、どれも実績あるメーカーなので、はじめての方でも安心して選べます。
まとめと購入先案内
ノコギリヤシ系のサプリメントは、うまく使えばプロペシアに頼らず脱毛をコントロールするための有力な手段になります。
特に、NOW Foodsのような「ノコギリヤシ+ピグム+かぼちゃ種子」といった多角的アプローチのサプリは…
- プロペシアに抵抗がある人
- 医薬品に頼る前に色々試したい人
- サプリを複合的に取り入れたい中・上級者
に向いていると思います↓↓↓
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以上、育毛研究14年目の僕がレビューする、プロペシアの代替を模索する人のためのサプリレビューでした。
脱毛に悩んでいるすべての人が、自分に合った手段で納得のいく改善を目指せますように。
以上です。
Byさちお
※尚、こちらはあくまで個人的な感想です。商品のご使用やご購入に関しては、自己責任でご判断いただきますようお願いします。
この記事を書いた人

2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。