<目次>
「育毛剤」も安くは無いですが、節約のため「ミノキシジル高濃度」の育毛剤を「薄めて使う」のはどうなのか、実際に「2ヶ月間」試してみた感想を含めて参考にしてみてください。
育毛剤の基礎知識
まずは「育毛剤」の基本から確認しておきましょう。
日本の育毛剤には、毛を育てる「育毛」を目的にしたものと、毛を生やす「発毛」を目的にしたものがあります。
薄毛で悩んでいるのであれば後者を選ぶ必要があります。
見分け方としては「第1類医薬品」か「それ以外か」です。
毛を生やす成分は世界で唯一「ミノキシジル」のみです。
ミノキシジルが配合された育毛剤は「第1類医薬品」になります↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「第一類医薬品 育毛剤」を検索
参考:楽天市場で「第一類医薬品 育毛剤」を検索
つまり、「第1類医薬品」以外の育毛剤では毛は生えません。
「毛が抜ける(薄毛)」「毛が生えてこない」のは「病気」ですので、「医薬品」を選ぶのは当然ですね。
そもそも、医薬部外品や化粧品で治るのであれば病院は必要無いですよね。
これは育毛においての「基本中の基本」なのでしっかりと理解しましょう。
ミノキシジルの「濃度」について
日本で購入できる育毛剤のミノキシジル最高濃度は「5%」です。
海外では最高「16%」までありますが「濃いければいいというのものではない」ことも覚えておきます↓↓↓
合わせて読みたい
濃くなれば効果が高まりますが、その分「リスク」も高まることを覚えておきます。
世界的にも「5%でに十分に結果は出る」とされています。
しかし、例えば「体質的に効果が出にくい」や「頭皮環境が悪すぎる」などで十分に結果が出ない場合もあるでしょう。
その場合、ミノキシジル濃度を濃くする前に原因を解決することをお勧めします。
例えば、その原因が「毛穴の詰まり」であれば濃くしても届かないですよね。
ちなみに、僕の場合だと「15%を2ヶ月→5%を1ヶ月」というローテーションがベストだと感じました。
あくまでも「僕の場合」です。
薄めて使うのはどうなのか?
例えば、ミノキシジル濃度15%の育毛剤を精製水で半分に薄めて使うとどうでしょう。
これで理論的には「ミノキシジル濃度7.5%」の育毛剤になります。
ミノキシジル高濃度15%だと1本5,550円ですが、これなら実質半額になるわけです。
ただ、これだとミノキシジル以外の成分も半分に薄まっているんですね。
写真のフォリックスFR15の場合↓↓↓
ミノキシジルの他にアデノシンやプロシアニジンB2などの有効成分が含まれます。
これがフォリックスシリーズの特徴であり、日本の育毛剤との「格の違い」です。
それらの有効成分まで半分に薄まっているわけですね。
まぁ、ゼロでは無いからいいかもいしれませんが…。
と言うことで、実際にFR15を半分に薄めたものを使い続けてみました。
実際に試した感想(2ヶ月)
結論から言うと「これでも良いかも」という印象。
上記の通り、その他の有効成分も半分に薄まってるわけですが、それでも日本のミノキシジル育毛剤より効果は高いと思います。
それ以上に、価格も安いです。
例えば、一番有名な「リアップX5」だと↓↓↓
ミノキシジル5% 62ml入りで7,700円です。
ミノキシジル以外には、化粧品レベルの保湿成分や”薄毛の原因になりうる”抗ヒスタミン成分が含まれています。
それに対しFR15を精製水で薄めると、60mlくらいで3,000円行かないくらいでしょう。
それでいて、日本では主役級の「アデノシン」も含まれ、それ以外にも有効成分が多々含まれます。
リスクが回避できて濃度が高く、価格が半額以下なら僕ならこちらを選びます。
ただ、やはりFR15をそのまま使った方が効果実感は高いです。(当たり前ですが)
メリットとしては、薄めたことで「気兼ねなく広範囲で使える」という点です。
FR15のままだと3プッシュくらいで抑えていましたが、薄めて倍以上プッシュしています。
結果的に同等になりそうですが、この場合は「毛穴に届くのは7.5%」です。
育毛剤が毛穴に届くイメージ
これはあくまでも毛穴が詰まってないことを前提としています。
左が1回目(1プッシュ目)の塗布で7.5%が毛穴奥に入り、2回目の塗布で追加(重なる)イメージです。
7.5%がうまく混ざったとしても7.5%です。
毛穴は小さいので、中で上手く混ざることは考えにくいなと。
真ん中が、頭皮ローション(ミノキシジル0%)→ミノキシジル15%のイメージ。
個人的には、育毛剤の前に頭皮ローションを使うことを勧めたいのですが、この考えだと15%が届きにくくなるのかなと。
うまく混ざれば7.5%ですね。
それであれば、頭皮ローションは使わず15%を贅沢に使った方が濃いというイメージ(図の右)です。
ただ、ミノキシジルが濃いと炎症が起こる可能性が高まるんですね。
であれば、7.5%の「贅沢使い」が一番理想的なのかなと。
しかし、体感としては真ん中の使い方の方が最も実感ある印象です。
ただ、この場合「患部への頭皮ローションを少なめにする」という方法を意識してました。
つまり、「頭皮ローションは生え際を避ける→15%を生え際に塗布→上に向かって伸ばす」ということですね。
僕は「M字ハゲ」なので、この使い方がベストだと考えます。
U字も同様でしょう。
O字や全体的に薄い人の場合は「7.5%贅沢使い」が良いかもしれません。
そして、いずれも塗布後のマッサージは忘れないようにしましょう。
異常が使用を中止しましょう。
どこで買えるの?
FOLLICS(フォリックス)シリーズは、1本60ml入りで5,500円くらいです。
オオサカ堂さんで購入できます↓↓↓
参考:FR02ローション[ミノキシジル2%]
参考:FR05ローション[ミノキシジル5%、アデノシン]
参考:FR07ローション[ミノキシジル7%、アデノシン]
参考:FR10ローション[ミノキシジル10%、ビマトプロスト、アデノシン]
参考:FR12ローション[ミノキシジル12%、フィナステリド、アデノシン]
参考:FR15ローション[ミノキシジル15%、アデノシン]
参考:FR16クリーム[ミノキシジル16%、フィナステリド、アデノシン]
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。