<目次>
今でも、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として処方される「プロペシア」ですが、プロペシアを「9年間」飲み続けてわかったこと(副作用など)や「僕がプロペシアを辞めた理由」をまとめたいと思います。
AGA(エージーエー)とは?
AGAとは「男性型脱毛症」の略で、最近では「男性の脱毛症状」をまとめてそう呼んでいます。
ただ、AGAのタイプや原因は様々なのでここで「全部同じ」と勘違いしないように注意しましょう。
判断を誤り間違った治療を行なってしまうと、その時間も費用も無駄になってしまいます。
最近ではAGA専門のクリニックが増えてきました。
他には皮膚科や内科でも診てくれます。
ただ、皮膚科や内科は専門クリニックと比べて専門知識の薄いお医者さんも診ます。
怖いのが「お医者さんの判断も間違っている場合がある」ことです。
AGAは病院に行くべき?
皮膚科や内科よりもAGA専門クリニックのほうが安心でしょう。
僕も初回は内科で診てもらいましたが、特にアドバイスや注意などなく「プロペシアを処方されて終わり」「また1ヶ月後に来てください」を繰り返していました。
これが普通というか、基本的に病院は「症状を抑える」のが仕事です。←ここ重要!!
病院で行うのは「治療」ではなく「抑制」です。
例えば、これを「風邪」に置き換えて考えるとわかりやすいです。
- 状態:風邪をひいた(薄毛になった)
- 症状:発熱・咳(抜け毛)
- 抑制:解熱剤・咳止め(プロペシア=脱毛抑制薬)
この流れにおいて気づくべきなのは、風邪をひいた「原因」にはふれないということです。
例えば、風邪を引いた原因が「冷房の付けっ放し」だとします。
そことについては「気をつけてくださね」くらいは言ってくれるかもしれません。
では、それが「免疫力の低下」や「睡眠不足」だとしましょう。
そうなるとお医者さんはノータッチで「症状に対する薬」のみ処方します。
これを薄毛に置き換えてみます。
薄毛の原因が「ストレス」や「栄養不足」だとします。
だとしても、お医者さんはそこはノータッチでプロペシアだけ処方されます。
そうするとどうなるか。
原因は解決されていないので再び風邪をひきます。(薄毛になる)
これが「プロペシアを辞めると薄毛が再開する」理由です。
病院では薄毛の原因は解決してくれません。
治療してくれないのであれば病院に行く必要はない気がしますよね。
ただ「お医者さんに診てもらう」という「安心感」はストレスを減らしてくれます。
あと、お薬の適量などもわかるメリットもあります。
そういう意味では病院に行った方がいいかもしれませんが、薄毛は病院に行かなくても治せます。
プロペシアがAGAを悪化させる!?
参考:プロペシア(アメリカ版)1mg
「プロペシア」や「デュタステリド」など「フィナステリド」を主成分とした薬は「脱毛を抑制する薬」です。
AGAによって乱れた毛が生え変わる「毛周期」を正常に戻してくれる薬です。
服用している間は正常に毛が生え変わります。
ただ、薄毛の原因が解決されない限り服用を辞めると再び脱毛します。
であれば、お医者さんで「原因」の解消までサポートしてほしいですよね。
しかし、お医者さんが薄毛の原因までサポートしてしまうと薄毛が治ってしまいます。
そうすると、お医者さんが儲からなくなってしまうんですね。
なので、お医者さんは「AGAを治療しないAGA治療」を行います。
そこまで悪どいことを考えているお医者さんはいないと思いたいのですが、本当に患者を救いたいのであれば原因までサポートするでしょう。
実際に、そういうクリニックもあるので探してみてください。
そうして諦めるまで永遠にお金を払い続けると、その出費がストレスになり、さらにAGAを悪化させそうです。
ただ、それだけでなく「プロペシアの副作用でメンタルが壊れる」という事実があります。
検索してみると、色々な悲しい情報があふれています。
これは、プロペシアの説明書にも書いています↓↓↓
このメカニズムはまだはっきりと改名されていないのですが、「男性的(本能/機能)な自信喪失による落ち込み」ではないかと言われています。
なので、副作用に「勃起不全(ED)」なども含まれるですね。
そして問題なのは、いわゆる「鬱持ち(鬱になりやすい人)」は症状が出やすいということです。
事実、僕はプロペシアを服用している9年間に2度も鬱になってしまいました。
根が真面目な人や優しい性格の人は要注意です。
そもそもの原因は「栄養不足」
AGAの原因の大半は「栄養」で解決できると思います。
例えばAGAの原因によく挙げられる「ストレス」。
それをストレスと感じるのは「脳内の伝達物質」の働きです。
それらは、ビタミンやタンパク質などの「栄養」によって働いています↓↓↓
栄養が足りないと、脳が物事を上手く処理できずにストレスと感じてしまいます。
なので、「ストレス=栄養不足」になります。
例えば「睡眠不足」場合、これも同様に「脳」です。
例えば「血流」の場合、「運動不足」や「乱れた食生活」などが挙げられます。
心肺機能が低下していることもありますが、そもそも血流が悪くなくても運ばれる栄養が足りなければ意味がないです。
貧血でなくても薄毛になることもあります。
乱れた食生活も「栄養の偏り」です。
例えば「毛が新たに生えて来ない」のも「毛を作るための栄養が足りていないから」です。
「生えてきてるけど育つ前に抜けている」という話もありますね。
なので、病院に行く前に「栄養」の見直しから行うことオススメします。
料理が苦手なのであればサプリメントも検討します↓↓↓
プロペシアに頼ると原因に気づけない
誰でも始めは無知です。
僕もよくわからずに9年間プロペシアを飲み続けていました。
プロペシアを9年間辞められなかった理由は「服用を辞めると薄毛が再開するから」ですね。
2度の鬱を経験してもプロペシアを辞められなかったです。
9年目でやっと「栄養」が大事なことに気づくことができました。
おそらく、相談できる人が周りにいたらもっと早く辞められていたと思います。
このブログを読んでもらうとわかるのですが、その9年間でもかなりのお金を使ってます。
かなりのお金を使っても原因は解決できてない、原因に気づけなかったんですね。
僕の場合は色々な節約術でやりくりしていましたが、そうでない人はかなりの金額を病院に払っているでしょう。
今考えると、本当に馬鹿馬鹿しい話です。
栄養面を見直しから「3ヶ月」でプロペシアを辞めることができました。
上記に書いたうように、プロペシアはメンタルを崩すので結果的に強く依存してしまいます。
依存というより「他に頼るあてがない」という状況ですね。
ただ、この仕組みを利用して「永遠に病院に通わせ続けよう」と考えるお医者さんはいなくはないでしょう。
できれば「プロペシアを勧めないAGA専門クリニック」を選びたいですね。
僕がプロペシアを辞めた理由
それは「栄養面を見直したから」ですね。
もともとビタミンやミネラルは海外サプリでしっかり摂取していたのですが、重要なのは「タンパク質」でした。
上記の図でわかるように、分岐の最初が「タンパク質」になっています。
肌も髪もタンパク質でできていますが、脳もタンパク質で動いているのは知らなかったです。
これを知ってから過剰な抜け毛がなくなりました。
抜け毛がなくなったのであればプロペシアは不要になります。
ようやくプロペシアの「薄毛を繰り返す悪循環」から抜け出せることができたわけです。
参考にしてみください。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。