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プロペシアやミノキシジル等のAGA治療薬を長期間飲み続けると「効果が薄くなった」と感じる人は多いと思います。
今回は「耐性」についてと、僕が実際に行っていた対策についてです。
効果が薄れると感じる原因
AGA治療薬(プロペシア、ミノキシジル)に限らず、同じ薬を長期間飲み続けていると効果が薄くなると感じることがあります。
それは「耐性」といって、身体が「抵抗性(慣れ)」を持ってしまい効かなくなる、あるいは効果を感じにくくなる状態です。
AGAの場合、耐性の他に「悪化」ということも考えられます。
症状が悪化してる?
AGAの原因は「ストレス」ですから、「悪化」ということはあまり考えたくないですね。
「治療」なので「完治」を目指します。
完治を目指す上で、症状が改善されているか悪化しているかの把握は大事です。
悪化を知るには、「脱毛量」ではなく「メンタル面」「生活面」を見ます。
例えば、「先月より笑う回数・量が増えたか」などですね。
それが「わからない」「実感が無い」という場合は、「改善はされていない」と考えるべきでしょう。
その場合は耐性が原因ではなく、「治療薬の服用量が足りていない」「薬の種類が合っていない」「薬以外で補う必要がある」などが考えられます。
服用量が足りていない?
治療薬の服用量が足りてない場合は効果は出にくいでしょう。
服用量を増やすと効果は高まると思いますが、依存性も強くなりますのでオススメしません。
出来れば薬の服用量は増やしたくないので、サプリメントなどで補うことをオススメします。
経験談としては、「自分が納得できる最少量」がベストかなと。
例えば「飲まないよりマシ」と思えるのなら1mg、「飲み過ぎは不安」なら2mgなど。
開始から最大量を選ぶと先に不安しか残らないので、まずは最少量から徐々に増やすのがいいでしょう。
薬の種類が合っていない
過去記事に何度も書いていますが、薄毛の原因はAGA(男性型脱毛症)だけではありません。
自己判断でAGA治療薬を飲み始めた場合や、知識不足のお医者さんに当たった場合は服用している薬が間違えている可能性があります。
自分の抜け毛の原因をつき止めて、正しいお薬を飲みましょう。
薬以外で補う必要がある
プロペシアは「脱毛抑制」の薬です。
例えば、抜け毛の原因が「栄養不足」なのであればプロペシアが効かないことも考えられます。
その場合、髪に栄養を補給することで抜け毛を減らせる可能性があります。
髪に効果のあるサプリメントとして、「亜鉛」や「Lリジン」があげられます。
その両方が含まれる「バイタルミーL-リジンプラス」↓↓↓
必須アミノ酸である「リジン」は、毛髪の成分となるたんぱく質の生成にも関与するのでプロペシア・ミノキシジルと併用することで育毛効果が増すとされています。
しかし、タンパク質自体が体内に足りてない場合は生成も難しくなります。
タンパク質と言えば「プロテイン」です↓↓↓
プロテインと聞くと「筋トレ」のイメージですが、髪の毛を含め人間の身体はタンパク質で出来ていますので足りていなければ補う必要があります。
プロテインはタンパク質サプリメントです。
耐性への対策
耐性がついてしまった場合、対策として行えることは2つ↓↓↓
- しばらく服用を止める
- 似た効果の違う薬(成分)に変える
しばらく間を置くことで身体についた耐性のリセットを図ります。
しかし、AGAの場合は服用を止めると不安が大きくなるので難しいでしょう。
なので、同じ「脱毛抑制」で違う成分の薬に切り替えます。
例えば、プロペシアを飲んでいたという人は↓↓↓
参考:プロペシア(アメリカ版)1mg
プロペシアの主成分である「フィナステリド」ではない成分の脱毛抑制薬に切り替えます。
であれば、「デュタステリド」が成分のザガーロジェネリック「デュタス」↓↓↓
3ヶ月くらい切り替えてまた戻す、もしくは3カ月ごとに飲み続けるというのも良いかもしれません。
経験談から言うと・・・
僕の場合、プロペシアから始まりフィンペシア、フィナロイドと切り替えました↓↓↓
いずれもフィナステリドが成分です。
しばらくして効果が薄くなってきたと感じ、調べたところ「デュタステリド」という成分を知り「デュタボルブ」に変更しました↓↓↓
体験した結果、しっかり実感があったので継続することにしました。
いずれフィナステリドに戻そうかと思ったのですが、デュタステリドはフィナステリドで効く部分も兼ねるので戻さなくて良いかなと。
その分、コストがかかります。
そこで、デジュタボルブより安い「デュタス」に出会ったのでコストの問題は解決だなと。
それからは、フィナステリドに戻ることなく服用が終了しました。
薬を切り替えると、プロペシアを開始したときのような副作用がしっかり起こりました。
やはり体への負担は大きいようなので、インターバルでどうにかすることより「飲まなくて済む方法」を考えるのが正解だと思ったんです。
結局、どうしたらいいの?
プロペシア系を飲んでいる人はデュタスへ、デュタステリド系を飲んでる人はフィナロイドに「一旦」切り替えてみるのは有効でしょう。
上記でわかるように、デュタからフィナの場合は効果がさらに落ちる可能性があります。
不安であればプロテインを飲みましょう。
プロペシアもデュタスも「脱毛を抑える」の薬であり「AGAを治す薬」ではありません。
なので、飲むのを止めれば毛は抜けます。
考えるべきは「脱毛を抑える」ことではなく「脱毛させない」ことです。
脱毛させないヒントはこちらに書いています↓↓↓
僕はプロペシア卒業に9年かかりました。
皆さんがもっと早く卒業できる参考になれば幸いです。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。