<目次>
AGA(男性型脱毛症)での薄毛で悩んでいるなら1日でも早く病院で診てもらうのが良いですが、良い医者選びの基準として思えておきたいのが「プロペシアを処方する際に○○の説明があるかないか」だと考えます。
まずは薄毛の原因を知る
まず、「薄毛」は「病気」だということを理解する必要があります。
薄毛の原因にもさまざまありますが、加齢(50代以上)でなければ何かしらの病気だと考えたほうがいいでしょう。
薄毛の種類には、AGA(男性型脱毛症)の他に以下があります↓↓↓
- 脂漏性(頭皮の脂)
- 粃糠性(フケ)
- びまん性(女性ホルモンの減少)
- 円形など
いずれも「原因」がありますので、それを解消することで回復する可能性があります。
ここで覚えておくべきなのが、「自分の薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)ではないかもしれない」ということ。
薄毛の原因が違っていれば、AGAの治療を行っても結果が出ないことになります。
その原因をはっきりさせるためにも、くれぐれも「自己判断」ではなく病院へ行くことをオススメします。
原因をハッキリさせてから適切な治療を行いましょう。
薄毛の長期間放置は後悔する
薄毛は放っておくと、取り返しがつかないことになります。
AGA(男性型脱毛症)の場合、毛が抜けて生え変わる周期(毛周期)が休止期で止まってしまいます。
治療を始めることでサイクルが戻り再び毛が生えてくるわけです。
治療をしないまま放置しておくと、休止している毛根が活動再開しなくなってしまう可能性があります。
僕自身も、「遺伝だ」と放っておいた期間が長すぎたため生え際は後退したままです↓↓↓
これは、死滅した毛根の復活は「植毛」以外では難しいでしょう。
そうならないためにも1日でも早い治療をオススメします。
ただ、植毛を行ったとしても「根本原因」を解決しない限りは薄毛は繰り返されます。
病院はどこがいいの?
昔に比べ、薄毛の外来は全国で増えています。
僕が治療した当時はまだ「AGA」という言葉が出始めた頃だったので、皮膚科や内科で「うちでも出来そう」な病院が手を上げた感じでした。
つまり「専門家」「専門医院」ではないということです。
つまり、知識の無いお医者さんが「なんとなく」始めたような状態だったんですね。
当時はまだ、事例も症例も少ない状態でのスタートだったので仕方ないことだと思います。
ただ、それから10年以上も経った今は専門医院も増えてきました↓↓↓
それでも薄毛に対して「いい加減な診療」を行っている病院が「少なくない」という現状のようです。
薄毛に対する医師の知識不足、経験不足は10年経っても変わっていない印象です。
薄毛治療で良い医者の選び方
薄毛治療の病院も増えて、治療できるお医者さんも増えてきました。
その中でも「良い医者」「悪い医者」がいると思います。
その中で「良い医者」の選び方とすれば、「プロペシアを処方する際に副作用の説明がしっかりあったか」だと考えます。
プロペシアは医薬品なので、当然「副作用」というリスクがあります。
その副作用が風邪薬のような軽度なものであれば説明は不要かもしれませんが、プロペシアの副作用は「AGAを進行させる可能性がある」のです。
まずこちら、オルガノン株式会社製のプロペシアの説明書に記載してある副作用の内容です↓↓↓
ここの右下に「抑うつ症状(よくうつしょうじょう)」とあります。
「抑(よく)」という字がつくので「うつを抑えてくれる」イメージがわきますが、意味は全く逆です。
抑うつとは、「気分が落ち込んで何にもする気になれない」「憂鬱な気分」などの心の状態が強くなり、様々な精神症状や身体症状がみられることを言います↓↓↓
参考:健康長寿ネット
この状態が悪化・重症化すると「うつ状態」になります。
元々、AGA(男性型脱毛症)になる人は「心の弱さ」が共通すると考えます。
つまり、「他人よりも鬱になりやすい性格」です。
上記説明書には「頻度不明」とありますが、鬱になりやすい人がプロペシアを服用すれば「鬱になるリスクは高い」と考えることはできるのではないでしょうか。
事実、僕はプロペシアを服用していた9年間の間に2度も鬱になって病院通っています。
これはやはり経験者でないと行きつけない考えかもしれませんが、可能性として例えば「服用を続けるほどリスクが高まるので早めに治しましょう」くらいの一言があればいいと思います。
「プロペシアにAGAを進行させるリスクがある」と知れば、病院通いをする人が減るかもしれません。
そうすれば患者が減って収入も減るのでしょう。
そういう理由でリスクの説明をしないのであれば、その医者は信用する価値はないと考えます。
心を強くする方法
プロペシアは「脱毛を抑制する薬」です。
薄毛の原因は「ストレス」です。
抜け毛が止まれば気が休まります。
気が休まればストレスが減って抜け毛が止まるようになります。
プロペシアはAGAの「治療薬」ではなく「薄毛が治るキッカケになる薬」です。
キッカケがあれば薄毛は治るんですね。
そもそもはストレスに打ち勝てない「心の弱さ(メンタル)」に原因があります。
心の弱さは、育った環境や家族の影響が大きいと思います。
しかし、もっと重要なのは「栄養」です。
人間は、物事に対して「脳」で処理して反応します。
この時「脳」で正しく処理(理解や感情コントロール)が出来ないとストレスになってしまいます。
この「感情」の元になるのがアドレナリンやGABAなどの「脳内物質」です。
この脳内物質を作るのがタンパク質から始まる「栄養」です。
栄養が足りなければ脳内物質が作られずに、上手く感情コントロールが出来ずにストレスになります。
その辺りはこちらのブログで詳しく説明しています↓↓↓
つまり、心を強くするのは「タンパク質」とビタミンなどの「補酵素」になります。
いくら気合を入れても、本を沢山読んでも栄養が足りていなければ何も解決しません。
食事でしっかり摂れていないのであれば、プロテインとマルチビタミン&ミネラルを毎日続けるだけも変わると思います。
事実、僕が薄毛で悩んでいた時期はずっとガリガリで骨と皮の人間でした。
考えてみれば「身体が不健康なのに心も頭髪も健康なはずがない」ですよね。
そういうことです。
「マッチョに鬱がいない」「マッチョは性格がいい(喧嘩マッチョは除く)」というのも「栄養」の影響でしょう。
マッチョの人ほど栄養はかなり気を付けていますから。
プロテインを飲みはじめ、3ヵ月くらい経ったころに15年続いた不眠症が治りました。
そして、AGA治療薬も辞めることができました。
プロペシアは、早めに辞めることをオススメします。
プロペシアの辞め方もまた記事にまとめますね。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。