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「育毛剤」にも色々ありますが、育毛剤の中に「発毛剤」と呼ばれるものがあるのはご存知でしょうか?
そもそも、「育毛」と「発毛」の違いが曖昧なところもあるので、まずそこから説明したいと思います。
あくまでも、「個人的な見解」として聞いていただければ幸いです。
「育毛」とは?
まず「育毛」とは、その字の通り「毛を育てる」こと。
もっと具体的に言うと、「毛が育つための頭皮環境を整え、毛が育ちやすくすること」ですね。
現存する毛(毛根)を育て、またそれを抜けにくくすることを「育毛」と言います。
「発毛」とは?
次に「発毛」とは、「毛が生えること」。
現状で「頭皮上に見えていない毛」を頭皮上まで「生やす」ことですね。
ここで間違えてはいけないのが、「毛根の無いところに毛は生えない」ということ。
元々毛が生えていた場所でも、薄毛・抜け毛の進行で「毛根が死滅」してしまっている場合は発毛は難しい思います。
なので、薄毛でお悩みの方は1秒でも早くAGA治療に取り掛かることをオススメします。
死滅してしまった毛根は諦めるべき?
脱毛してしまった毛根でも、「毛周期(もうしゅうき)」と言って毛の無い「休止期」を経て再び生えてくる可能性があります。
例えば医療レーザーで「永久脱毛」したとしても、しばらくすると再び毛が生えてくることがあります。
参考:毛周期(もうしゅうき)とは?
医療レーザーによる脱毛とAGA(男性型脱毛症)による脱毛のメカニズムは全く異なるので確実ではありませんが、「諦めない」ことが大事だと思います。
「育毛剤」とは?
つまり、「育毛剤」とは「毛が育つための頭皮環境を整え、毛が育ちやすくする薬剤」となります。
なのですが、日本の「育毛剤」という言葉には色々な「解釈」があるので厄介です。
例えば、全く育毛成分が入っていないものだとしても「育毛を目的としたもの」も育毛剤と言われます。
「言われる」と言うか、「言っているメーカーさんがいます。」。
その商品自体に育毛効果が無く、マッサージや「プラセボ(プラシーボ)効果」による育毛が見込めるものも育毛剤と言われる場合があります。
酷い場合は、抜け毛の可能性のあるものでも「育毛を目的として作られた商品」なら育毛剤とうたえることになります。
そうなると、一体何を信じればいいのかということになりますね。
そこで判断するポイントは、「分類」です。
その育毛剤が、「医薬品」なのか「医薬部外品」なのか、もしくは「化粧品」なのかで効果・目的がことなります。
分類の違い
「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違いは、ざっくり「治療が目的」「予防が目的」「綺麗さが目的」となります。
詳しくは検索してみると色々ヒットしますのでご参照ください。
つまり、その育毛剤が「医薬品(第1類医薬品)」であれば「薄毛・抜け毛の”治療”が目的」で「医薬部外品」であれな「薄毛・抜け毛の”予防”が目的」になります。
「化粧品」ならば、「頭皮の清潔感」が目的となり「薄毛・抜け毛の治療も予防も目的ではない」ということになります。
つまり、本気で薄毛に悩んでいる場合は、「医薬品(第1類医薬品)」もしくは「医薬部外品」を購入することになります。
「発毛剤」とは?
つまり「毛が生える(毛が頭皮上に出てくる)」ことを目的としたものになります。
そしてここでも問題になってくるのが、「育毛剤(育毛を目的としたもの)でも”発毛”をうたう商品がある」ということ。
大抵その場合、「発毛をサポートします」のような書き方をしています。
育毛剤で発毛しないので勘違いしないように気をつけます。
そして、「発毛剤」とは「発毛効果のある成分が含まれるもの」です。
日本で唯一「発毛」を認められている成分
日本で「唯一」発毛効果を認められているのが「ミノキシジル」です。
このブログでも何度も紹介しておりますが、ミノキシジルには発毛効果があり「体毛を濃くする」します。
日本で「AGA」という言葉が出始めたころは、薄毛治療薬と言えば「プロペシア」だけでした。
今では、薄毛治療といえば「プロペシア+ミノキシジル」というのが基本になっています。
「プロペシア」は「発毛」ではなく、「毛を抜けにくくする」医薬品です。
つまり「ミノキシジルで育てた毛を抜けにくくする」という組み合わせですね。
毛髪の状態で組み合わせを考えます。
ミノキシジルは「日本で唯一発毛を認められている成分」ですので、日本の育毛剤・発毛剤でミノキシジルが入っていないものには発毛効果は無いと言えるでしょう。
ここで注意!!
日本の育毛剤には種類も色々ありますが、「売り方」にも色々あります。
いわゆる「言い方」の問題ですね。
ミノキシジルが入っていないのに、「ミノキシジルに近い効果」や「ミノキシジルによく似た効果」のような言い方をする商品があります。
つまりそれは「ミノキシジルではありません」。
そういう商品に限って、分類を見ると「医薬部外品」だったりします。
つまり「発毛成分は無い」ということ。
日本には、そういった紛らわし商品も多数ありますのでご注意ください。
最悪の場合、逆に抜け毛の原因にもなりかねないです。
育毛剤・発毛剤は「第1類医薬品」を買う
薄毛・抜け毛の治療を目的とした場合、日本の育毛剤は「第1類医薬品」を買います。
育毛剤で発毛を目的とした場合、「第1類医薬品」に分類されます。
迷った場合は「第1類医薬品」を買えばよいでしょう。
日本で「第1類医薬品」の育毛剤はこちらになります↓↓↓
この中であれば、どれを買っても大差は無いと思われます。
日本の「医薬品」の場合、サプリメントと違って表記成分を正しく含まないといけません。
なので、ミノキシジルの濃度が日本最大の「5%」であれば効果に差は無いと思われます。
ちなみに、ミノキシジルの世界最大濃度は「16%」です↓↓↓
記事を読んでもらうとわかるのですが、「ミノキシジルが濃いければ良いというものではありません」のでご注意を。
あとは「価格」と「信頼」で選ぶと良いでしょう。
それでも決められない場合は、「クリニックで取り扱っている商品」だと安心ですね。
僕なら、「コマーシャルにお金をかけていない商品」かなと。
育毛、発毛、その次は・・・
日本の育毛では、「育毛(毛を育てる)」という言葉から「発毛(毛を頭皮上に生やす)」という言葉までです。
海外の育毛では、さらに次の段階があります。
「発毛」はすでにある「隠れた毛」を育てるものになりますが、そこから「毛のもとになる細胞を増やす」成分が開発されています。
その成分が含まれている育毛剤が「ドクターゼロ リデニカル」です↓↓↓
この「ドクターゼロ リデニカル」は、シャンプーとコンディショナー、エッセンスがあります。
「ドクターゼロ リデニカル」に含まれる育毛成分「Redensyl®(リデンシル)」は、「再生医療」を元に開発された成分です。
その効果は、記事をチェックしてもらうとわかるのですが↓↓↓
こちら「実感済み」で「オススメ」の育毛商品になります。
「ドクターゼロ リデニカル」をわかりやすく言うと、「細胞レベルで毛を元気にする商品」だと実感しています。
育毛シャンプー選びでお悩みの方は是非参考にしてみてください。
「育毛シャンプー」についても記事に書いておりますので参考にしてみて下さい。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。