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薄毛の前兆として「フケ」や「頭皮の痒み」がありますが、もしかしたら「シャンプー選び」や「シャンプーの仕方」で薄毛や抜け毛が改善されるかもしれません。
原因と対策を合わせて参考にしてみてください。
薄毛の原因にも色々ある
一言に「薄毛」と言っても、全てが「AGA(男性型脱毛症)」とは限りません。
一般的に「AGA」とは、遺伝やホルモンが原因で起こる男性の薄毛ですがキッカケは「ストレス」です。
薄毛は「頭皮環境」や「季節」的なものなど、ストレス以外でも起こります。
原因が違うのにAGA治療の薬を処方されてしまうケースもありますので、薄毛の原因をしっかりと理解する必要があります。
AGAじゃなくてもAGA治療を処方される?
AGA治療薬と言えば「プロペシア」や「ザガーロ」などがあります。
いずれも、AGAのメカニズムに働きかけ「抜け毛を抑制する」薬です。
あくまでも「抜け毛を抑制する」だけで「AGAを治すわけではない」ということは覚えておきましょう。
そもそも病院とは「現在の症状を”止める”こと」を行う場所です。
「AGA治療」と言いますが、正確には「治療」ではなく「抑制」です。
わかりやすく言うと、「発熱」していれば「解熱剤」で「熱を”一時的に”下げる」が「発熱した原因は治さない」ということです。
「薄毛」になっているなら「毛が抜けるのを止める」けど「毛が抜ける原因は治さない」ということです。
「プロペシアを飲むのを辞めるとまた抜け始める」というのがそれです。
病院では「抜け毛の原因」は治さない、つまり「抜け毛は止めるけど根本は治療はしない」ということです。
自分で原因を治さない限りは、無駄に通院費と薬代を払い続けるだけになります。
それでもいつかAGAが治るのは「抜け毛が止まった安心感」でストレスが軽減されたからですね。
フケが出る原因
フケには大きく「乾性フケ」と「脂性フケ」があります。
乾性フケは頭を掻いたときにパラパラと落ちる乾いたもので、脂性フケは毛が抜けたときに根元についた湿ったフケです。
脂性フケの原因は、汚れがしっかり落ち切れてなかったり菌の繁殖です。
この雑菌が「かゆみ」の原因です。
乾性フケの原因は「シャンプーのしすぎ」や「乾燥肌」、「生活習慣の乱れ」などがあります。
「生活習慣の乱れ」に関しては、昨今のコロナ渦の影響もあるので徐々に改善していくとして。
とりあえず、「適度な運動」と「正しい睡眠」、「ビタミンB2」の摂取などを心がけます。
「シャンプーのしすぎ」について
シャンプーのしすぎが良くないのは「余計な皮脂まで落としてしまう」「落としすぎてしまう」からです。
それによって頭皮が乾燥してしまうという話ですね。
ただ、シャンプーはしっかりしないと汚れがしっかり落ちないんですね。
なので、「シャンプーのしすぎ」に注意するのではなく「頭皮の洗いすぎ」に注意すべきかなと考えます。
つまり「洗い方」ですね。
整髪料が付いていない時であれば、シャンプーは通常通りに行えばいいと思います。
指の腹で頭皮を擦る洗い方ですね。
「下から上に洗う」が基本です。
スカルプブラシがあれば理想的です。
整髪料が付いている時であれば、頭皮より先に「毛」の洗浄を行います。
まずはお湯での「予洗い」である程度の汚れを落とし、シャンプーを半プッシュで「毛のみ」を洗います。
面倒な場合は普通にシャンプーします。
一旦流してから、シャンプーを1プッシュして「本洗い」に入ります。
この時にスカルプブラシは必須ですね。
僕が使ってるスカルプブラシはこちらです↓↓↓
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整髪料で毛と毛がくっついているので、ブラシで梳く必要もあります。
本洗い1回で落ちない場合はもう一度本洗いです。
ここまでくると頭皮は自然と洗えていると思います。
ただ、ここまでくると「シャンプーのしすぎ」になってしまいますよね。
なので、整髪料を使った日は頭皮よりも毛を洗うことを頑張る意識で行っています。
そして、「シャンプーのしすぎ」よりも気をつけるのが「すすぎの足りなさすぎ」です。
いくら頭皮に優しいシャンプーだとしても、頭皮に残ってしまうのは良いこととは言えないでしょう。
しかも、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーは整髪料がなかなか落ちないんですね。
オーガニック系シャンプーだとなおさらです。
なので、僕の場合は整髪料Day用のシャンプーと無しDayでシャンプーを使い分けてます。
大事なのは、強いシャンプー(あるいはシャンプー回数が多い)ほど「しっかりすすぐ」です。
「シャンプー1分に対してすすぎが3分」くらいの意識が理想的ですね。
そして、さらに大事なことがあります。
お風呂上がりの頭皮に注意
「シャンプーのしすぎ」よりも「すすぎの足りなさすぎ」、「すすぎの足りなさすぎ」よりも気を付けるのが「お風呂上がりの頭皮を放置しすぎ」です。
僕は薄毛の原因はここにあると考えています。
まず、お風呂上がりの頭皮がどうなっているか考えてみます。
お肌と同様に頭皮も「火照った状態」です。
お肌で考えるとわかりやすいのですが、火照った肌をそのままにしておくとどうなるでしょう?
火照った肌は、肌から水分が蒸発して乾燥します。
肌の水分は、お風呂上がりから数分で通常の半分くらいの水分まで落ちます。
そこに化粧水などをいれて肌を落ち着かせ「正常な状態」にします。
では頭皮は?
火照った頭皮はどうしていますか?
大半の人が「放置」でしょう。
放置するとどうなるか?
そう、肌と同じく「水分が蒸発して乾燥する」です。
頭皮が乾燥すると、それを補うために「脂」を出したり「炎症」を起こしやすい状態になります。
いずれも「頭皮環境が良い」とは言えないですよね。
これが抜け毛の原因です。
では、どうすればいいか?
お風呂上がりの頭皮対策
対策は、お肌と同じで「冷ます」「水分あたえる」ですね。
例えば、「ホット」でドライヤーをかけて髪を乾かしてから「クール」で頭皮を冷ますだけでも違うと思います。
僕はこれは行ってます。
そして、そこに「育毛剤」ですね。
育毛剤でなくても「頭皮用ローション」で十分だと思います↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「頭皮用ローション」を検索
参考:楽天市場で「頭皮用ローション」を検索
「水分」と「保湿」ですね。
1000円前後で十分だと思うので、僕ならこの辺りかなと↓↓↓
余計なものがいらないのであれば、これでも十分だと思います↓↓↓
市販の育毛剤で、発毛成分が入っていないのに薄毛が改善するのはここにあると考えます。
いつもお風呂上がりに頭皮を放置している人が「気をつけだす」だけである程度改善されます。
なので、医薬部外品ですらない育毛剤で効果が出てる人がいるんですね。
つまり、そこに何千円も出す必要はなく数百円の頭皮用ローションで十分に補えるわけです↓↓↓
それをわかっていて高額で売りつける、これが日本の育毛業界の「闇」ですね。
また、お風呂上がりに素早く頭皮を冷まし余計な脂を抑えることで育毛剤が毛根に届きやすくなる効果もあります。
なので、お風呂を上がったらすぐに頭皮用ローションが理想的です。
僕の場合は、そこにドライヤーを当てるのが勿体ないので「お風呂上がり1分以内にドライヤーで乾かしてから」育毛剤を入れています。
乾燥肌について
乾燥肌の人も同様です。
頭皮の乾燥が気になるときは、頭皮用ローションで水分を与え保湿します。
「乾いた畑では稲は育たない」ということです。
「フケが出る」ということは「毛が育ちにくい状況」というサインでもあります。
シャンプーの選び方
フケが気になる人にはフケ対策用のシャンプーもあります↓↓↓
参考:Amazon.co.jpで「フケ シャンプー」を検索
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ただ、個人的な意見としては「まず頭皮用ローションを試してから」の方がいいかなと。
あるいは、スカルプ系のシャンプーならほぼ頭皮には優しいです。
仕上がり系のシャンプーだと、どうしても頭皮に優しくない成分が含まれます。
また、男性用シャンプーや石鹸シャンプーも「落としすぎる」傾向にあります。
僕ならシャンプーはフケ対策用ではなく「育毛用」を選びます↓↓↓
あとは、クールドライヤーと頭皮用ローションで解消されるのではないでしょうか?
ちなみに脂漏性フケ対策のシャンプーと言うのもあります↓↓↓
参考にしてみてください。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。