<目次>
AGA治療中の人も含め、薄毛に悩んでいる人や育毛を頑張っている人がやりがちな「やってはいけないこと」を、僕の経験談と合わせて参考にしてみてください。
はじめに
まずは「薄毛」は「病気」だということを理解しておく必要があります。
薄毛になる理由にも様々ありますが、「加齢」以外は全て病気だと思ってください。
加齢による薄毛でもある程度は防げる(進行を遅らせる)ことは出来ますので「諦めない」「思い込まない」ようにしましょう。
長期間の放置
まず、薄毛が進行していることに気づきながら「放置」しているが「かなり」多いです。
僕も長年放置していたのであまり人のことは言えませんが、「放置が長いと治療もできなくなる(手遅れになる)」ので注意です。
毛が抜けてしまっても、毛根が生きているのであればまた生える可能性があります。
抜けた状態のまま放置(脱毛する原因の放置)していると、毛根が死滅してしまい新しい毛が二度と生えなくなります。
メンタル的に気が回らない人もいると思いますが、この文章を読んでるのであれば気はまわるでしょう。
以下のことを心がけてみてください。
「状態」の放置
本人は気にしてるのに「気にしてるだけで何もしない」、「悩むだけでなにもしない」という人も目立ちます。
「何かしなきゃ」と行動してみるものの色々とつまずいている人も多いでしょう。
例えば、育毛剤の種類の多さ、効果があるのか無いのか、病院での治療費や薬の副作用など、わからないことが多いです。
それは徐々に「勉強」していくとして、まずは「専門の」病院へ行きます。
結果的に「プロペシアを処方されて月1回通院することになる」としても、お医者さんの言葉は「心の支え」になります。
心の中の「不安」を少しでも減らすことは、薄毛にかなり重要です。
頭皮環境の改善も大事ですが、まずは「メンタル」の改善から入りましょう。
AGA(男性型脱毛症)の場合は、薄毛の原因は「メンタル」です。
内面からの「状態」の改善を行います。
そして、外側からの「状態」の改善も行います。
例えば、シャンプー(洗髪)を毎日しないのであれば毎日洗う、頭皮がギトつくのであればシャンプーを変えてみるなど。
お風呂から上がって髪を乾かさずに寝てしまう人は、ちゃんと乾かしてから寝るようにします。
髪型をセットする、クシを通すだけでも改善につながるでしょう。
頭皮が固いのであれば「手で」マッサージするのも良いでしょう。
あとは、「育毛剤」について勉強してみたり、「サプリメント」なども勉強するのも良いでしょう。
まずは「状態」の改善です。
「状況(環境)」の放置
普段の「生活」が薄毛の原因になってる場合もあります。
先ほどの「シャンプーが合っていない」のも含まれますが、今までの生活の「習慣」の中に薄毛の原因があることもあります。
僕の場合、「寝るときにカーテンを閉めない」という「習慣」が薄毛の原因になっていました。
カーテンを閉めずに寝ることで「朝の陽ざしで”良い目覚め”が出来る」と思ってそうしていました。
しかし、それが結果的に睡眠時間(熟睡)を削ってしまい睡眠不足になってしまいました。
良いと思って行っていた習慣が、結果的に「頭髪に悪い習慣」だったということですね。
「睡眠不足」は薄毛の原因としてかなり影響があります。
そして、「ストレスを抱える(感じる)場所」からの脱却です。
僕の場合は、当時の職場でかなりのストレスを感じていました。
いわゆる「ブラック」な会社だったのですが、どうにか上手く続けられていたものの年々ストレスが蓄積されていきました。
最終的に、薄毛と「パンツを真っ赤に染めた(重度の切れ痔)」のを理由に退職を決心しました。
この頃ですね↓↓↓
今思えば、「もっと早く辞めておけばよかった」なと。
その会社はアナタがいなくてもまわりますが、あなたの頭髪はあなたが変わらないと治りません。
職場がストレスなのであれば、一日でも早い退職・転職を勧めます。
例えば「家族」がストレス原因の場合は難しいですね。
「出ていけばいい」とは言いにくいですね。
僕も家族(親)にストレスを抱えていたのですが、上京したので疎遠になり解消されました。
それでもストレスを感じてしまうとき、この言葉が救いになるかもしれません↓↓↓
「相手に腹が立つのは、あなたが相手に依存しているから。」
この本に書いているようですね↓↓↓
僕は海外ドラマで聞いたのですが、聞いた瞬間に心の中のモヤモヤがスッキリしました。
他に、友達やご近所関係など、環境によるストレスも放置せずに改善・変化させることが大事です。
「遺伝」だと諦めて放置
僕がそうだったのですが、「薄毛は遺伝」だからと放置していませんか。
僕の経験から、薄毛が遺伝と言うのは低いと考えます。
遺伝するのは「薄毛」ではなく、「薄毛になりやすいメンタル」だと思います。
前回の記事に書いたのですが、薄毛の原因に「性格」があります↓↓↓
その性格がどう作られたか。
それは、親の育て方だったり、育ってきた環境だったりしますよね。
それを「遺伝」の一言で済ませるのはどうでしょう。
それから「薄毛になりやすい習慣・環境」「改善しようと思えない考え方」なども遺伝というか「継承」されます。
「遺伝」と「継承」は、全く別物ですね。
例えば髪の毛を作る「タンパク質」ですが、子供の頃から食卓に肉があまりでない家庭もいるでしょう。
好き嫌いを良しとする家庭もいれば、身だしなみを気にしない両親(特に父親)の影響だったり。
そう考えると「親が薄毛なら子も薄毛」となるのも納得できるでしょう。
「薄毛は遺伝」とは、「都合の良い言い訳」だと考えます。
遺伝を理由に放置するのは大きな間違いです。
効果の無い育毛剤を使う
国内にも色んな「育毛剤」があります。
その中には、効果のあるものもあれば、効果の無いものもあります。
「人気だから」「売れてるから」と無知識に効果の無い育毛剤を使っている人も多いです。
日本人は「人気」という言葉に影響されやすいのでわからるのですが、意味の無いものに浪費するのは勿体ないです。
詳しくは過去の記事を参照いただいて、今回は大まかなポイントだけ書きます。
「医薬部外品」の育毛剤
まず、「第1類医薬品」以外の育毛剤は効果は無いと思って大丈夫です。
世界で唯一「発毛」を認められている成分が「ミノキシジル」です。
日本では、ミノキシジルが含まれる場合は「第1類医薬品」に分類されます。
なので、「ミノキシジルが入っていない=第1類医薬品以外」の育毛剤は買わないで良いです。
ちょっとわかりにくいのですが、ここで言う「発毛」は「治療的な育毛」を意味します。
一般的な「育毛」は「頭皮の清潔さ・爽快さ」を意味します。
「発毛=毛が生える」という意味で、「育毛=毛は生えないけど頭皮が健やかになる」と理解します。
「第1類医薬品=毛が生える育毛剤」で、それ以外は「頭皮が健やかになる育毛剤」です。
ただ、頭皮が健やかになれば毛は「育ちやすくなる」ので育毛剤と言えば育毛剤。
なのですが、AGAは絶対に治りません。
第1類医薬品の育毛剤と言えばリアップ等です↓↓↓
しかし、日本製は高額なので僕は買いません。
育毛トニックなど
同様に、「ヘアトニック」などスプレータイプで育毛を促す商品もあります。
こちらも「頭皮の清潔さ」が目的なので「医薬部外品」になります。
「スプレーすることで血行が良くなり~」というのがウリですが「実際のところどうなんでしょうね」という程度だと思って下さい。
そもそもスプレーで血行が良くなるとしても程度が知れているのと、薄毛の根本は解決しませんのでお金の無駄遣いだと考えます。
ただ、「頭皮への水分補給」としては有効だと考えます。
いわゆる「頭皮の美容液」「頭皮用化粧水」というものです。
頭皮も肌ですから、お風呂上がりの発熱で乾燥してしまいます。
乾燥させたままだと荒れますし、荒れれば毛も育ちにくくなると考えられます。
頭皮の乾燥を補うために「脂」を出すのですが、頭皮が強く脂っぽいのであればトニックを使ってみるのも有効なのではないかと考えます。
頭皮の美容液は少ないので選択肢が少ないですが、そこに医薬部外品を選ぶのは勿体ないなと考えます。
僕がオススメするのは「ドクターゼロ(DR ZERO) リデニカル スカルプリバイタライジングエッセンス 男性用」です↓↓↓
これを冷蔵庫で冷やしておいて、お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かした直後に塗布します。
商品詳細はサムネイルから記事を読んで下さい。
この使い方は、このエッセンスに限らず有効だと考えます。
蒸発する頭皮の水分を補いつつ、洗い立てで開いた毛穴に届かせ、余計な油分を分泌させない。
そこに入れるトニックが本物であれば効果をグンと上げることでしょう。
実際に、僕はこのやり方で結果が出ました。
間違った頭皮マッサージ
今のところ、頭皮マッサージが直接的に育毛に効果があるのかはわかっていません。
ですが、薄毛の人に「頭皮が固い」人は多いです。
しかし、頭皮が柔らかくても薄毛の人は多いので「頭皮の固さ」は薄毛に関係あるかはわかりません。
なので、頭皮マッサージを頑張って薄毛が治るということは「期待」くらいだと考えます。
ただ、「間違った頭皮マッサージ」の方法はあります。
それは「機械」を使った頭皮マッサージです。
例えば、こういう機械があります↓↓↓
悪い商品だという意味ではないですが、薄毛の人にとっては「危険」だと考えます。
薄毛の人は、毛が細く切れやすい・抜けやすい状態にあります。
そこに「力の加減が難しい」機械を使ってマッサージするとどうでしょう。
個人的には、手で「エッセンスを揉み込む」くらいのマッサージで十分だと考えます。
睡眠不足
睡眠不足は薄毛の大きな原因です。
睡眠は体の疲れと、ストレスも解消してくれます。
AGAの原因はストレスなので、「質の良い」睡眠を十分にとる必要があります。
1日6時間以上、できれば8時間くらいは寝たいですね。
僕が薄毛の間は、ずっと「不眠症」でした。
薄毛が最も酷いときは「お酒」で無理やり眠る生活を続けていたので最悪ですね。
お酒での睡眠は「睡眠」ではなく「気絶」だそうです。
気絶では体も心も休まりません。
後半は「睡眠導入剤」に変えて体は良くなりましたが、心はずっと悪いままでした。
その話はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓
今では10年以上続いた不眠症も治ってメンタルも良くなりました。
栄養不足
「肥料の無い畑に良い作物は育たない」ように、身体に栄養が足りていなければ毛も育ちません。
ビタミンやミネラルもそうですが、毛の元である「タンパク質」もかなり重要です。
他に、育毛に効果のあるサプリメントも色々紹介しているので過去記事を参考にしてみてください↓↓↓
参考:ブログ内で「サプリメント」を検索
ここで一つ言っておくのは「日本のサプリメントは闇」ということです。
サプリメントは海外製を買いましょう。
浅い知識での自己判断
かれこれ9年間「育毛」について学んできましたが、まだまだ知らないことがあります。
日本の育毛が遅れていることもありますが、日本が「出し惜しみ」してることも沢山あると思います。
「医者が全て」だと思いがちですが、日本のお医者さんが知らない薄毛の情報も沢山あります。
僕が「AGAを治すのは筋トレ」と言ってるのは自論ですし、今までの経験があるから言えることです。
僕が間違ってることもあると思います。
例えば、AGA治療薬を辞めて筋トレ(プロテイン)で抜け毛が減ってる事実があります。
だからと言って、お医者さんが「筋トレやりましょう!」と言うと変ですし、そんなことを言うお医者さんは疑ってしまうでしょう。
お医者さんはプロペシアを処方してくれますが、プロペシアは「AGAを治す薬ではない」という説明はしてくれないでしょう↓↓↓
周りに色んな情報が多すぎて、正解が見えなくなっているところもありますね。
ただ、「ウソの情報」も多いので注意が必要です。
基本的に、お医者さんが言っていること以外は疑ってかかるくらいが良いと思います。
僕のことも疑って大丈夫です。
しっかり学んで、正しい選択をしましょう。
薬に頼り過ぎる
先ほどの「プロペシアはAGA治療薬ではない」という話になります。
「薄毛に悩むなら専門のお医者さんへ」と言われ病院に行きます。
病院に行くと「プロペシア」や「ザガーロ」などの「脱毛抑制の薬」処方されます。
「お医者さんに処方されたのだから正しいものだ、薄毛が治るから毎日ちゃんと飲もう」となります。
脱毛が抑制されるので抜け毛が減って「安心」します。
安心すればストレスが減ってAGAの原因が解消されます。
結果、薄毛が治ります。
・・・これが一般的なAGA治療の流れです。
この流れでは「プロペシアはAGA治療薬」だと思いますね。
プロペシアは「脱毛抑制」の薬でAGAの根本は治していません。
AGAの根本を治したのは「抜け毛が減った」という「安心」です。
ストレス原因がもっと深い、重い人にとってはプロペシアだけで解決しない場合があります。
これが「プロペシアが効く人と効かない人がいる」の理由です。
始めの話に戻って、薄毛の原因には「環境」や「習慣」など色々あります。
環境や習慣はプロペシアでは治らないので、「薬を飲んでいれば治る」と思うのは間違いです。
薄毛になってしまう「性格」もそうですね。
睡眠不足解消のために睡眠導入剤に頼ったり、栄養不足でサプリメントに頼るのもいずれは辞めて行きたいですね。
睡眠不足はメンタル改善で、栄養不足はバランスの良い食事で補います。
薬は便利ですが良いものではないので、最終的には薬が無くても元気な頭皮でいられるのが理想的ですね。
参考にしてみてください。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。