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薄毛対策として「植毛」という選択肢もありますが、「AGA治療」として自毛植毛を行うのはやめた方がいい理由と、先に行うべきこと、植毛を行う「タイミング」などを書きたいと思います。
自毛植毛とは?
自毛植毛とは、自分自身の毛を後頭部などから薄毛部分に移植する方法です。
これまでは上記図のような施術が主流でしたが、最近では跡が目立たない方法もあるようです。
植毛が受けられる病院も増えているので、病院選びはじっくり行いたいですね。
参考までに↓↓↓
ただ、AGA(男性型脱毛症)の「対策」として植毛を選択するのはちょっと違うかもしれません。
植毛がAGA治療に有効という理由
まず、なぜ「植毛がAGA治療に有効」だと言うお医者さんがいるのでしょう。
AGAの原因は「5α-リダクターゼ」にあります。
テストステロンと5α-リダクターゼが結びつき、脱毛の原因となる「DHT(ジヒドロテストステロン)」を作ります。
DHTはテストステロンが増えることで起きるのではなく、テストステロンの「減少を補うために」生まれるものと言われています。
よく「筋トレをするとテストステロンが増えてハゲる」という人がいますが、筋トレでハゲるのは「ストレス」による「体の酸化」です。
「テストステロン=ハゲる」だと、世の中の薄毛が全員マッチョということになりますよね。
AGAの人に「優しい人」や「穏やかな人」、「真面目な人」や「女性っぽいの人」が多いのはテストステロンが少ないからです。
そして、5α-リダクターゼには「Ⅰ型」と「Ⅱ型」があります。
上記イラストのように、頭部の場所によって影響が異なります。
AGAの場合「Ⅱ型」が主で、赤い部分と青い部分が薄くなります。
植毛の場合、「Ⅰ型」の場所(後頭部)から毛を移植します。
この際に「Ⅰ型の細胞ごと」移植するので、移植後もⅡ型の影響を受けないとされています。
なので、AGA進行中の人でも髪を育てることが可能とされています。
しかし、ここで植毛を早まると後悔することがあります。
植毛の前に○○をするべき
AGA治療として植毛を選んだとしましょう。
それでハゲは隠せるかもしれませんが、肝心のAGAは「進行中」です。
つまり、そのまま時間が経てば薄毛エリアが拡大し植毛部分以外が薄毛になります。
そうなると再び植毛が必要となり、費用がさらにかさむわけです。
なので、植毛の前にAGAをしっかりと治療する必要があります。
怖いのが、植毛医師はこれを承知の上で植毛を勧めていることです。
つまり、AGAの治療より先に植毛を選んだ人が「カモ(お金儲け)」になってしまうわけですね。
なので、当然AGAの「根本治療」を勧めることはありません。
後悔する前に、AGAはしっかりと治しましょう。
AGAは「自力」でも治せる
「AGA治療は病院へ」というイメージがありますが、病院ではAGAは治してくれません。
大抵が「プロペシア」を処方して「様子を見ましょう」となります。
過去記事で何度も書いていますが、プロペシアはAGA治療薬ではありません。
プロペシアは「脱毛抑制」の薬であって、AGAの治療薬ではありません。
「抜け毛(脱毛)を止める」だけです。
それどころか、メンタルが壊れやすくなりAGAが悪化する可能性が高いです。
病院でのAGA治療は、風邪薬と同じで「症状を止めて、病気は体が治してくれるのを待つ」だけです。
AGAの原因は様々ですが、かならず心当たりがあると思います。
男性の場合、大抵が「タンパク質不足」です。
女性の場合は「鉄分不足=血流」です。
「ストレス」が原因とされますが、タンパク質をちゃんと摂っているとストレスが減ります。
「感じたストレスが減る」のではなく、「脳が正しく理解・処理をしてくれるのでストレスと感じにくくなる」ということです。
人間は、脳が正しく働かないのでイライラしたり感情的になったりします。
その原因の大元が「タンパク質」です。
そのことはこちらの記事に書いています↓↓↓
まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。
僕はこれで15年の不眠症も治りました。
もちろん、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルも大事です。
まずは3ヵ月、毎日タンパク質を60~120g(小分けに)摂ってみましょう。
植毛はAGAの進行が止まってから考えましょうね。
以上です。
Byさちお
※尚、あくまでも個人的な感想ですので、商品のご使用・ご購入は自己責任でお願いします。
この記事を書いた人
2010年より病院にてAGA治療を開始、2年で回復。間もなくAGAが再発。育毛研究を独学に切り替え研究再開。育毛研究10年目にしてプロペシアを自力で卒業。現在は「AGA治療薬を使わない治療法」の検証中。